はじめに
「自分を変えたいけれど、何から始めればいいかわからない……」
そんな悩みを持つ方にとって、職業訓練(ハロートレーニング)は、国が提供する最強のキャリアアップツールです。
本記事では、数ある訓練コースの中から自分に最適なものを見つけ出すステップと、各業界のコース内容・期間・受講スタイルを網羅的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたの進むべき道が明確になっているはずです!
それではどうぞ!
職業訓練コースの情報収集の仕方

自分に合った訓練コースを見つけるためには、まず情報収集が重要です。
以下の方法で情報を得ることができます。
ハローワークインターネットサービス(HWIS)
ハローワークの求人情報や職業訓練情報を掲載しているサイトが「ハローワークインターネットサービス」です。
最新の募集情報を24時間検索できます。
「地域」「分野」「キーワード」で絞り込み、まずはどんな募集があるか肌感覚を掴みましょう。

都道府県の労働局、技術専門校のHP
自治体独自の「委託訓練(民間校での実施)」や、設備が整った「技術専門校」の直営コース情報が掲載されています。


ハローワーク職員
最も確実な方法です。 職員に相談することで、パンフレットには載っていない「そのコースの過去の就職実績」や「倍率」などの裏話を聞けることもあります。
💡ポイント: 相談をスムーズにするため、事前にネットで「求職登録」を済ませておくのがスマートです。
ハローワークインターネットサービスから求職登録をしておけばハローワークに行ってからの流れがスムーズです。

職業訓練の種類
職業訓練の中で、主に離職者が受講する訓練は、「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2種類があります。
これらの訓練は、ハロートレーニングとも言われています。
| 項目 | 公共職業訓練 | 求職者支援訓練 |
|---|---|---|
| 対象者の目安 |
雇用保険の受給者が中心 ※受給していない方も受講可能です |
雇用保険を受給できない方が中心 ※受給している方も受講可能です |
| 主なコース | ものづくり(製造)、建築、事務、IT、サービスなど | IT(Webデザイン等)、事務、介護、美容など |
| 訓練期間 | 3ヶ月 〜 2年 | 2ヶ月 〜 6ヶ月 |
| 受講料 | 無料(テキスト代等は自己負担) | |
公共職業訓練
公共職業訓練は、主に失業者や転職希望者を対象にした職業訓練プログラムです。
ポリテクセンターや都道府県が民間に委託する訓練コースが代表的なものです。
訓練内容と施設
訓練内容: 訓練は多岐にわたり、電気設備技術や機械加工、介護保育、理美容、英会話、パソコン、簿記、医療事務、ICTエンジニアなどのコースがあります。
訓練期間は3ヶ月程度から最長2年までさまざまです。
施設: 訓練は職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ)などの公共職業能力開発施設で行われるほか、都道府県が民間に委託する訓練コースもあります。

離職者向けの職業訓練といえば、長くこの公共職業訓練だけでしたが、リーマンショックの時期に以下の求職者支援訓練が新しく誕生しました。
求職者支援訓練
求職者支援訓練は、失業保険をもらえない人の再就職を支援するための職業訓練プログラムです。
主な対象者は、雇用保険を受給できない離職者やフリーランス、自営業者ですが、失業保険を受給している人も参加できます。
この訓練には、IT、営業・販売、介護・福祉、農業、建設など、さまざまな分野の基礎コースと実践コースが含まれています。
IT系のeラーニングやオンラインといった自宅受講ができるコースが充実しています。
訓練期間は2ヶ月程度から6ヶ月程度です。
数年前までは、公共職業訓練にあるような経済的な支援が少なかったのですが、今は公共職業訓練と同様の経済的なメリットを受けられるようになりました。
詳しく知りたい方は、公共職業訓練と求職者支援訓練の違い|6つのポイントで正しく選ぶで詳しく説明しています。
訓練期間中や終了後も、ハローワークが求職活動のサポートを行うため、公共職業訓練よりもハローワークの支援が充実しています。
受講生の年齢層と男女比率
幅広い層: 20代〜60代まで多岐にわたります。
傾向: IT・Web系は20〜30代、事務・介護・ビル管理は40〜50代が多い傾向です。
地域差: 沖縄の「国際観光ビジネス科」など、その土地特有の求人ニーズに合わせたコースもあります。
時間帯: 多くのコースが「9時過ぎ〜16時」で、土日祝休みです。
多様なスタイル: 夕方開始、短時間、週4日、週1通学+在宅など、ライフスタイルに合わせやすくなっています。
短期(3〜6ヶ月): 実践的なスキルを即座に習得したい方向け。
長期(2年): 短大や専門学校へ入学し、じっくり学ぶコース。
入学金・授業料が無料な上、毎月の失業保険や交通費が支給され、学校が手続きを代行してくれるなど、非常に魅力的な環境です。

在宅勤務を希望する場合、在宅でできるために必要なスキルや知識を習得するための訓練コース選びが成功へのカギとなります。

特に、プログラミング、WEBデザイン、ホームページ作成、パソコン操作などのスキルは、在宅勤務に非常に役立つため、これらを学べるコースがおすすめです。
これらのスキルを学ぶための訓練は、通学型でも提供されていますが、特にeラーニングを利用したオンラインコースには多くのメリットがあります。
eラーニングでは、いつでもどこでも学習できる柔軟性があり、通学にかかる時間やコストを削減できます。
さらに、自分のペースで学習を進めることができるため、子育てや介護の方なども家庭の都合に合わせてスキルアップが可能です。
訓練コースの選び方
訓練コースを選ぶ際には、自分がどんな仕事を希望するのかを明確にすることが大切です。
しかし、明確な目標がない場合でも、興味のある分野やスキルを学ぶことで新たなキャリアの可能性が広がります。
例えば、WEBデザインコースでは、HPの作成スキルも学べるので事務職などデスクワーク全般の仕事に就くことも十分可能です。
訓練校の説明会参加
訓練校の説明会に参加することも有効です。各訓練コースでは、必ず説明会が用意されています。
訓練校の説明会に参加することで、実際の授業内容や訓練施設の雰囲気を知ることができます。
また、説明会では講師や卒業生からの話を聞くことができるため、具体的なイメージを持つことができます。
さらに必ず行われる選考会対策としての情報収集にも役立ちます。
ハローワークでの訓練相談
ハローワークには、職業訓練専門の職員が配置されています。
そこで直接相談することで、自分に合ったコースの提案やアドバイスを受けることができます。

また、ハローワークに行くと近隣の募集中の訓練コースのパンフレットを手にすることもできます。
✅ 関連記事:次のステップへ──行動の証拠で訓練合格率を劇的に上げる方法
いよいよ訓練合格準備の最終段階。
訓練選考で重視されるのは「知識」より「行動の証拠」。
選考の仕組みを複雑に考えるのはやめましょう。
シンプルな4ステップで、筆記も面接も自信を持って突破できます。
職業訓練の各コース紹介
IT・事務分野
パソコンに特化したコース
このコースでは、パソコン操作のスキルを徹底的に学ぶことができます。
ワードやエクセル、パワーポイントといった基本操作はもちろん、データベースやマイクロソフトアクセスといった高度なツールの使い方も学習します。
特に、表計算やデータ処理など、実務で役立つ技術を深く学べるため、パソコン操作が中心の職種を目指している方に最適です。
このコースは、基本的なパソコンスキルを習得したい方から、本格的なITスキルを身につけたい方まで、幅広く対応しています。
受講期間は一般的に3〜4ヶ月で、短期間で実践的なスキルを習得できるため、効率よく学びたい方に人気です。
製造業や介護、接客業で再就職をめざす方も、今は業務上でパソコンスキルが必要になってきています。
基本的なパソコンスキルを身につけるためにこの訓練コースを受講するケースも増えています。
このコースではパソコンスキルに特化して学ぶため、事務職以外の職種にも幅広く活かせる汎用的なスキルを得ることができます。
パソコンと総務経理を学べるコース
一方で、パソコンスキルと事務総務の基礎知識を学びたい方には、これらを組み合わせたコースがおすすめです。
このコースでは、文書作成や表計算といった基本的なパソコン操作に加え、電話応対、書類管理、ビジネスマナー、給与計算、入退社手続き、社会保険制度、簿記など、事務総務経理の実務に必要なスキルを学べます。

パソコンの資格から日商簿記検定、FPなどの資格が取得可能です。
事務職や総務の仕事を目指す方にとって非常に実践的で、未経験でも就職や転職に有利です。
特に女性に人気があり、家庭と両立しながらスキルアップを目指す方や、事務経験があっても基礎から知識を身につけたい方に適しています。

今は色々な職場でパソコンスキルが必須となっています。
基本的なパソコンスキルを中心に学びたい方は「パソコンに特化したコース」、
事務職希望で総務系の知識も合わせて習得したい方は「パソコンと事務総務経理を学べるコース」を選ぶことで、より自分の目標に合ったスキルを効率よく身につけることができます。
経理簿記
経理や簿記の知識を学び、企業の財務管理をサポートするスキルを身に付けるためのコースです。
パソコン事務の基礎を学びながら、簿記の勉強を進めるカリキュラムが組み込まれており、日商簿記3級だけでなく、さらにステップアップして日商簿記2級の取得も目指せます。
受講期間は3〜4ヶ月程度の設定が多く、短期間で効率よく資格取得と実務スキルの習得を目指せます。
簿記検定合格に向けた丁寧な指導に加え、実務で役立つ経理業務や財務管理の知識も身に付けることができます。
このコースでは、経理ソフトの使い方や財務諸表の作成方法、日常的な経費処理や帳簿管理など、実際の職場で求められるスキルも習得できます。
簿記の資格取得だけでなく、日常業務に即した実践的な知識を学ぶことができるため、将来的に経理担当として企業の財務管理をサポートするための万全の準備が整います。
簿記の基礎から応用まで、幅広い知識を身に付けて、財務のプロフェッショナルを目指せます。
FP・宅建
ファイナンシャルプランナー(FP)や宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指すコースもその一環であり、特に金融や不動産業界への転職を希望する方に人気があります。
このコースでは、金融・不動産に関する専門的な知識を学び、FPや宅建の資格取得を目指します。
ファイナンシャルプランナー(FP)コースでは、保険、年金、資産運用、税制に関する基本的な知識を網羅し、個人や企業に対して適切なプランニングを提案できるスキルを習得します。
また、宅地建物取引士(宅建)コースでは、不動産取引に必要な法律知識や手続きの流れを学び、国家試験の合格を目指します。
宅建の合格率は、一般的に15~17%程度です。
一方で、職業訓練で宅建のコースを受講した場合、合格率は平均して30~40%程度になると言われています。

受講期間中は、専門の講師による指導のもと、資格試験に合格するための対策が行われ、終了後には資格試験に臨む準備が整います。
医療事務
医療事務の職業訓練は、全国の病院やクリニックで働くために必要な知識とスキルを、短期間で体系的に習得できるコースです。

医療事務職は専門知識が必要とされるため、医療事務の資格が必要な求人も多く見られます。
医療事務の資格を取得することで採用の可能性は格段に広がるでしょう。
IT分野
IT分野は、職業訓練の中でも常にトップクラスの人気を誇ります。
業界全体で深刻な人材不足が続いており、国も「雇用のミスマッチ解消」を掲げて、訓練コースの拡充に最も力を入れている分野です。
在宅受講との相性も非常に良いため、eラーニングやオンライン形式のコースが豊富に用意されているのも特徴です。
WEBデザイン
WEBデザインは、全コースの中で最も応募倍率が高く、時には2倍を超える「狭き門」です。
民間のスクールでは半年で50万〜100万円かかる内容を基本的に無料で受講できる点が、最大級の魅力です。
WEBデザインのスキルは非常に魅力的ですが、「WEBデザイナー(専業)」としての就職は、実務経験者が優遇されるため、未経験者にとっては非常に競争が激しく、難しい面があるのも事実です。
しかし、ここで得られるスキルはWEB制作に留まりません。
WEBディレクター、WEBマーケティング担当、ITサポート、一般事務(DX推進)など、幅広い職種で高く評価されます。
デザイン職に固執せず、習得したスキルを「強み」として別の職種へ横展開することが、早期就職を成功させるカギとなります。

プログラミング
プログラミングは、IT業界へのキャリアチェンジを目指す方にとって最もダイナミックな選択肢です。
3ヶ月から6ヶ月の期間で、単なるコードの書き方だけでなく、論理的思考やシステムの仕組みそのものを深く学ぶことができます。
多くのコースでは、プログラミング経験が全くない方を対象とした「入門レベル」のカリキュラムが充実しています。
導入期: コンピュータの仕組みやプログラミングの基本概念からスタートし、初心者でも無理なく一歩を踏み出せます。
習得期: Python、Java、JavaScriptといった主要言語を中心に、アルゴリズム、データベース、Web開発などを段階的に習得します。
実践期: 学習の進行に合わせて、最終的には実際のアプリケーション開発へと進み、自分のポートフォリオ(制作実績)を作り上げます。
ここで、中高年(40代・50代〜)の方が未経験から挑戦する際に知っておくべき、2つのリアルな壁について触れます。
厳しい現実がある一方で、プログラミング学習は中高年のキャリアにおいて「最強の補強スキル」になり得ます。
以下の戦略を取ることで、若手にはない価値を生み出すことができます。
前職で培った「業界知識」や「マネジメント経験」に、プログラミングの「知識」をプラスしてください。
システムを作る側ではなく、「システムのことがわかる現場リーダー」や「DX推進担当」として、業務知識に強いIT人材を目指すのが最も現実的かつ付加価値の高いルートです。
地域に縛られない働き方を活用し、特定のスキルを求める中小企業のサポートや、小規模なシステム保守など、これまでの人生経験を活かせる柔軟な働き方も選択肢に入ってきます。
HP作成

HP作成の職業訓練は、制作スキルと開発知識をバランスよく学ぶ実践的なコースです。
最近では、事務職やDX分野のスキルを掛け合わせた「ハイブリッド型カリキュラム」も増えています。
習得できる主なスキル
訓練期間は3〜6ヶ月が一般的で、以下の技術を体系的に学びます。
特徴:実践重視のプロジェクト学習
多くのコースでは、座学だけでなく「実際のウェブサイト制作」をプロジェクトとして経験します。
最新のトレンドを反映した制作実習を通じて、現場のニーズに即応できるスキルを養います。
AIの進化により、HP作成を取り巻く環境は変化しています。
AIの影響:
WixやWordPress等のプラットフォーム、AIデザイン生成ツールの普及により、非技術者でも簡単なサイト構築が可能になりました。そのため、従来の手作業による単純なコーディング需要は減少傾向にあります。
求められる専門性:
一方で、企業のブランド戦略に合わせた「高度なカスタムデザイン」や「複雑な機能の実装」は、AIでは代替が困難です。
職業訓練は無料で受講でき就職支援もしてくれる優れた制度ではありますが、特にeラーニングでは学習支援が十分と言えないと感じることもあるかもしれません。
また、職業訓練で学んだスキルだけでは再就職に厳しいと感じることもあるかもしれません。
その場合に、有料ではありますが、WEBデザイン、プログラミングの講座を並行して受講することも一つの選択肢となるでしょう。
製造分野
ポリテクセンターは、全国に展開する公的な職業訓練施設で、製造分野をはじめ、さまざまな技術分野での専門人材を養成しているなど、製造分野の職業訓練を担っています。

具体的には、製造業における機械加工や溶接、制御プログラミング、機械設計CADなど、実務に直結したスキルを習得できる多様なコースが設けられています。
また、製造分野以外にも、ビル管理や電気工事、建築分野の技術者育成に力を入れており、幅広い分野で即戦力となる人材を輩出しています。
訓練期間は6〜7ヶ月と長く、しっかりしたスキルを身につけることができます。
製造分野の訓練内容
1. 機械加工コース
このコースでは、旋盤、フライス盤、マシニングセンタなどの操作方法を基礎から実践まで学びます。
これらの技能は、部品加工や精密機械製造において不可欠であり、卒業生は工場や製造現場での即戦力として高く評価されます。

クレーン、玉掛けに関する資格も取得可能で、ポリテクセンターの機械加工コース修了生の就職率は90%以上を誇り、特に製造業界では即戦力として非常に高いニーズがあります。
2. 溶接コース

溶接技術は、鉄鋼業や建設業など幅広い分野で必要とされる技術です。
ポリテクセンターの溶接コースでは、アーク溶接、ガス溶接、TIG溶接など多様な溶接技術を習得します。
さらに、溶接技能者としての国家資格取得支援も行われており、受講者の大半が資格を取得して卒業しています。
この資格を活かし、建設業や製造業での就職活動を有利に進めることができます。
3. 制御プログラミングコース
制御プログラミングのコースでは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)やマイコンを用いた制御システムの設計・開発を学びます。
工場の自動化や産業機械の制御技術が進化する中、制御プログラマーの需要は年々増加しています。
ポリテクセンターの制御プログラミングコースの卒業生は、自動車メーカーや電子機器メーカーをはじめとした大手企業に高く評価され関連分野に就職しています。
4. 機械設計CADコース
このコースでは、2Dおよび3Dの設計ソフトを使いこなし、機械部品の設計図を作成するスキルを習得します。
製品開発や機械設計において、CADの操作は不可欠な技術であり、ポリテクセンターでは実務的なトレーニングを通じて、CADオペレーターや機械設計エンジニアとして活躍できる能力を育成します。
製造業界において即戦力として採用されるケースが多いです。
ビル管理・電気分野
1. ビル管理・電気工事コース
このコースでは、電気工事士や消防設備士などの資格取得を目指します。
電気工事の基礎知識と実技を学び、防災設備の設置やメンテナンスに必要な技術を習得することで、商業施設や住宅、オフィスビルなどの電気設備管理に対応できる人材を育成します。

ポリテクセンターのビル管理・電気工事コースを修了した卒業生は、資格取得後に電気設備工事会社やビル管理会社での再就職を実現しています。
充実した就職支援
ポリテクセンターでは、技術習得にとどまらず、受講生の就職活動を包括的に支援しています。
個別の就職相談をはじめ、専門の就職支援担当者による求人情報の提供、面接対策、履歴書や職務経歴書の作成指導を通じて、受講生一人ひとりのニーズに合わせたサポートを行っています。
さらに、受講生が企業との接点を持てるように、個人が特定されない形での受講生情報の提供や、企業見学会の実施、企業実習の機会を提供しています。
これにより、実習先での直接採用や求人企業とのマッチングがスムーズに進むよう支援しています。
2.フォークリフト・クレーン・高所作業・玉掛・溶接
このコースでは、フォークリフト、クレーン、高所作業、玉掛、そして溶接に関する技術を学び、各種の資格取得を目指します。
特に建設現場や倉庫作業、製造業での安全な作業をサポートするための実践的な技術を身につけることができます。
取得資格は以下の通りです。
通常、自費でこれらの資格を取得するには、以下のような費用がかかります。
これらの資格をすべて取得するには、合計で約180,000円〜310,000円の費用がかかります。
しかし、このコースではこれらの資格をすべて無料で取得できるのが大きな魅力です。
受講期間は約3ヶ月で、短期間で効率よくこれらの技術と資格を身につけることができます。
介護分野
介護の分野は、近年ますます需要が高まっている重要な職業領域です。
高齢化や少子化の影響を受け、これらの職業に対する需要は今後も増加していくと予想されます。
資格取得支援や実習を通じて実践的なスキルを学ぶことができるこれらのコースは、将来性のある職業に就きたいと考える人々にとって有望な進路です。
介護福祉士
介護福祉士の資格取得を目指すコースです。
このコースでは、短期大学で2年間にわたって介護技術や福祉に関する知識を学び、資格取得後の就職をサポートします。

入学金から学費まで無料で受講できることに加えて、さらに大きなメリットとして、受講中に失業保険を継続して受給できる点もあります。
この制度により、経済的な心配をせずに学業に集中でき、資格取得と新たなキャリア形成を支援しています。
また、短期大学卒業という学歴を手にする点を魅力に感じる方もいらっしゃるでしょう。
介護福祉士は、利用者の身体的なケアだけでなく、生活の質を向上させるための支援を行う専門職です。そのため、介護福祉士になるためには高度な技術と知識が求められます。
介護福祉士の国家資格を取得すると、病院や福祉施設、在宅介護などのさまざまな現場で活躍することができます。
また、資格取得後の就職率は約95%と高く、病院、福祉施設、在宅介護などで幅広い職場での活躍が期待されます。
介護労働講習
介護労働講習では、介護現場における労働環境や法規制について学びます。
実務者研修を修了することで、介護福祉士の国家試験の受験資格を得ることができます。
この講習は、毎年6月から全国で開講され、受講期間は約6か月です。
この訓練コースは雇用保険受給者で受講指示を受けられる方限定となっています。
受講指示とは? 職業訓練を【受講指示】で受ける条件と5つのメリットを徹底解説
施設見学や現場実習の機会が設けられており、実践力を養うことができます。
また、修了者の就職率は90%を超えており、実務者としてのスキルアップを目指す方にとって魅力的な選択肢となっています。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修の資格を取得できる3ヶ月のコースです。
介護の基礎知識と技術を学び、介護現場での即戦力となるスキルを習得します。
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識と技術を学ぶためのコースです。
介護職の最初のステップとして位置づけられており、介護現場で即戦力となるスキルを習得することが目的です。
この研修を修了することで、施設や在宅での介護業務に携わることができ、さらに上位資格の取得を目指すための基盤が築かれます。
外国人向けのコースも設定されており、介護の勉強と合わせて日本語の勉強もします。
テキストもひらがな、カタカナで作られています。
保育分野
短期大学で2年間にわたり保育について学び、保育士や幼稚園教諭の資格を取得するコースです。
このコースも介護福祉士のコースと同様に、入学金から学費まで完全に無料で、かつ受講中は失業保険を引き続き受給できる点が大きな魅力です。
受講者は、経済的な心配をせずに学業に専念し、資格取得後には約95%の高い就職率を誇ります。

保育士は、子どもたちの成長と発達を支援する重要な役割を担っており、幼稚園教諭は教育面での専門性を発揮し、幼児教育を担当します。
保育士と幼稚園教諭の両方の資格を取得することで、保育園や幼稚園、さらには認定こども園など、さまざまな職場での就職が可能となります。
学業や就職支援も一般学生と同様に提供され、就職までのサポートが整っていますから、とても魅力的なコースです。
調理分野
調理師の資格取得を目指すコースです。料理の基礎から高度な調理技術までを学び、飲食業界でのキャリアを築くためのスキルを身に付けます。
自動車整備士分野
自動車整備士2級の資格取得を目指すコースです。
自動車の構造や整備技術を学び、自動車整備工場やディーラーでの実務に対応できるスキルを身に付けます。
美容・ペット分野
ネイル
ネイルケアやネイルアートの技術を学ぶコースです。
プロのネイリストとして必要なスキルを体系的に習得します。訓練期間は3ヶ月〜6ヶ月で、短期間で効率よく技術を習得できます。
取得できる資格にはネイリスト技能検定3級 やジェルネイル技能検定があります。

しかし、ネイリスト3級では就職に必要な資格としては厳しく、訓練終了後もネイリスト2級の取得を目指す受講生がいます。
ジェルネイル、アクリルネイルの技術も含め、美容サロンや独立開業に役立つ実践的な技術を学ぶことができます。
カイロプラクティック
このコースでは、カイロプラクティックの技術を専門的に学びます。
骨格の調整や身体のバランスを整える手技療法を習得し、健康管理やリラクゼーション業界での就職を目指します。
訓練期間は3ヶ月で、短期間で実践的な技術を身につけることが可能です。
取得できる資格にはカイロプラクティック施術資格があります。
修了後は、整体院やリラクゼーションサロンでの就職、または独立開業を目指すことができます。
トリマー・ペットケア
このコースでは、トリマーやペットケアに関する専門技術を学びます。
ペットの美容や健康管理の基本から高度なトリミング技術までを習得し、ペット業界での就職を目指します。
訓練期間は6ヶ月で、十分な実習時間を確保し、即戦力となるスキルを身につけることができます。
取得できる資格にはトリマー検定 があります。
ペットショップや動物病院での就職に向けた全面的なサポートが提供されます。
最後に
職業訓練校のコースは、多岐にわたり、幅広い分野で専門的な知識と技術を学ぶことができます。
自分に合ったコースを選ぶことで、スキルアップやキャリアチェンジの成功に近づくことができます。
職業訓練は一度受講すると原則として1年間は連続受講ができませんから、どの訓練コースを選択するかは慎重であるべきです。
情報収集を怠らず、できれば訓練校の説明会に参加してみましょう。
実際の訓練内容や環境を確認することで今後のイメージが固まるでしょう。
またハローワークの相談員と相談すると、ネットだけでは分からない色々な情報を知ることができるでしょう。

